2024年6月11日放送「カズレーザーと学ぶ」では、日本人特有の新やせ菌の増やし方について紹介されました。
教えてくれたのは国立研究開発法人副所長の國澤純先生です。
腸活ブームで痩せ菌という言葉をよく耳にしますが、日本人特有の「新痩せ菌」の正体や食事法についてご紹介します。
新やせ菌は「ブラウティア・ウェクセレラエ」と言います。
【カズレーザーと学ぶ】新やせ菌の正体とは
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白米に比べて大麦は食物繊維が約16倍!
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— カズレーザーと学ぶ。 (@kazutomanabu) June 11, 2024
やせ菌とデブ菌
人の腸内には、太りやすい「デブ菌」、痩せやすい「やせ菌」が生息しています。
デブ菌はエネルギーや脂肪を吸収してしまう菌で、デブ菌が多いと太りやすくなってしまいます。
一方、やせ菌は痩せている人に多くみられる腸内細菌のことで、やせ菌を増やすことによって太りにくくなります。
やせ菌の代表は、アッカーマンシア。
アッカーマンシアは、腸の壁を厚くすることで、余分な脂肪や糖をブロックすることで太りにくい体質となります。
しかしアッカーマンシアは日本人には、ほとんどいません。
近年の研究で、人種によって腸内細菌が大きく異なることがわかってきました。
日本人が持つ新やせ菌とは
近年、日本人の9割が持っている新やせ菌が発見されました。
そして日本人が多く持つ「新やせ菌」は驚異のダイエットパワーがあることが判明しました。
しかも新やせ菌は、食生活を変えることで、わずか1週間でを増やすことが可能です。
日本人が多く持つ新やせ菌は「ブラウティア」という菌で、日本人の約9割が保有しています。
「ブラウティア」は欧米人が持っている、やせ菌にはない、特殊な働きが2つあります。
短鎖脂肪酸を自ら作り出す
短鎖脂肪酸は少ない食事で満腹になり、食べ過ぎを防ぎます。
また、血糖値の急上昇を抑えてくれるので、肥満防止につながります。
さらにブラウティアは、他の菌に短鎖脂肪酸を作らせることもできます。
成長ホルモンを自ら増やす
ブラウティアはオルニチンを作り出し、アンモニア分解や成長ホルモンの分泌を助けます。
その成長ホルモンが脂肪の燃焼を促進します。
日本人の腸内細菌の約3%の割合でブラウティアを持っていますが、効果を発揮してくれるには6%以内でないといけません。
この2つの機能がブラウティアの最大の特徴です。
しかし、現状のままではそのポテンシャルを活かしきれておらず、多くの人が宝の持ち腐れ状態となっています。
そこで、ある食材を積極的に摂ることでプラウティアを効果的に増やし、ダイエット効果を高めることができます。
この新やせ菌を増やす“食材”がポイントとなります。
【カズレーザーと学ぶ】新やせ菌を増やす食事
ブラウティアを増やす食材は大麦です。
大麦は他の食材と比較して圧倒的に水溶性食物繊維が多く、白米に比べて約16倍の食物繊維を含んでいます。
大麦は白米に少量混ぜて食べるだけで効果が期待できます。
大麦の食べ方
日本人が多く食べている白米と大麦をあわせて食べるのがおすすめです。
大麦は白米に比べて食物繊維は約16倍もあります。
その他、リゾットやマフィンなど、大麦はいろんな食べ方で楽しむことができます。
大麦は、継続して食べることでブラウティア菌が増えていきます。